群馬県で排出された事業系の可燃ごみの約25%は、飲食店や食料品小売店などから排出される「生ごみ」であり、そのうち食べ残しや売れ残り、調理段階での仕込み過ぎなど、本来食べることができた部分が「食品ロス」です。食品ロスは、貴重な食品資源を浪費するだけでなく、環境負荷の増大にもつながります。
もちろん、県民1人1人がこうした問題を意識することが大切ですが、飲食店、宿泊施設や食料品小売店を利用するお客様は、家族構成や生活スタイルも様々です。
このため、すべての方に最後まで美味しく食べきっていただき、「生ごみ」の減量、「食品ロス」の削減を実現するためには、飲食店、宿泊施設や食料品小売店のご理解とご協力が必要不可欠です。
県内の飲食店、宿泊施設及び食料品小売店のみなさま、是非、「ぐんまちゃんの食べきり協力店」に登録いただき、下記取組項目の実践をお願いします。
(1)登録
1.対象
県内の飲食店、旅館・ホテル等の宿泊施設、食料品小売店であること
2.登録要件
下記取組項目のうち1つ以上を実施すること(すでに取り組んでいるものでも可)
ア)飲食店、宿泊施設
- 小盛、ハーフサイズメニューの設定
- 来店者からの要望に応じた量の調整
- 食べ残し削減の呼びかけ
(注文受付時に適量注文の呼びかけ、食べきり協力店である旨の呼びかけ等) - 特典の付与 (食べきった来店者へポイントや次回割引券の付与等)
- 食品廃棄物のリサイクル
(仕込みすぎや食べ残しの食品の飼料化・堆肥化等) - ポスター等の掲示による啓発活動の実施
- その他食べ残しを減らすための取組
イ)食料品小売店
- 賞味期限が迫った商品の値引き・加工販売
- 賞味期限が近い順に購入することを促す呼びかけ
- 閉店間際における値引き販売
- 量り売り、ばら売り、少量パック等による販売
- 食品廃棄物のリサイクル
(賞味期限・消費期限切れの食品の飼料化・堆肥化等) - ポスター等の掲示による啓発活動の実施
- その他食材を使い切るための取組
(2)登録のメリット
- 食べ残しが減ることで、生ごみの処理経費が削減できます。
- 食べ残しが減ることで、食器の片付け・洗浄の作業が軽減され、従業員の業務の省力化が図れます。
- 環境に優しいお店として、高齢者や女性、子どもに配慮したお店として、お客様へのイメージアップにつながります。
- 県のホームページなどでお店の取組などの情報をPRします。
(3)登録の方法・流れ
- 申請書に必要事項を記入の上、県庁環境政策課までお申し込みください。
(FAX、郵送、Eメールまたは持参にて)【申請様式等】
・ぐんまちゃんの食べきり協力店登録実施要領(PDFファイル)【申込先】
県庁気候変動対策課
FAX:027-897-2751
宛先(郵送の場合):
〒371-8570 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号
群馬県環境森林部気候変動対策課
Eメール:kikouhenka@pref.gunma.lg.jp
- 登録完了後、県庁環境政策課から登録店舗あて、ポスターやステッカーなどを郵送します。
- 群馬県環境情報サイト「ECOぐんま」に、登録店舗の情報や取組等を掲載します。
なお、群馬県は、前橋市、高崎市及び伊勢崎市と連携しており、県へ申請する際に、前橋市内の店舗は「前橋市食べきり協力店」、高崎市内の店舗は「たかさき食品ロス0(ゼロ)協力店」、伊勢崎市内の店舗は、「伊勢崎市食品ロス削減協力店」へ同時に登録申請することができます(飲食店、宿泊施設のみ)。
(4)ぐんまちゃんの食べきり協力店 登録店舗一覧
下のリンクをクリックすると、各協力店の情報(一覧表)を見ることができます。
このページについてのお問い合わせ
群馬県環境森林部
気候変動対策課ゼロ宣言推進係
〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1
電話:027-897-2751
FAX:027-223-0154
E-mail:kikouhenka@pref.gunma.lg.jp