趣旨
夏の暑い日には、家庭の消費電力の半分以上をエアコンが使っています。
エアコンの使用台数を減らして、家族が一つの部屋に集まったり、公共施設(公民館、図書館、美術館、集会施設、公園等)や商業施設(ショッピングセンター、デパート、飲食店等)、自然の多い場所にでかけたりして、涼しい場所で皆で過ごすことを「クールシェア」といいます。
群馬県では平成27年度から「ぐんまクールシェア」を実施しています。この取り組みにより、家庭の消費電力を減らし、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を削減しましょう。
ぐんまクールシェアスポット
【クールシェアスポットとは】
夏季の昼間の時間帯において、一般県民の方が涼しく快適に過ごしていただける公共施設(公民館、図書館、美術館、集会施設、公園等)、民間施設(ショッピングセンター、デパート、飲食店等)等でクールシェアスポットとして県に登録した施設をいいます。クールシェアスポットは、共通のポスター・ステッカーが目印です。

【クールシェアスポットの探し方】
クールシェアスポットの施設等の名称や施設の紹介、特典内容などの情報は、一覧として県ホームページに掲載しています。また、クールシェアスポットは、ウェブ上の地図「群馬県版ぐんまクールシェアマップ(外部リンク)」で、簡単に検索できます。
(リンク先:http://gunma.sharemap.jp/)
【クールシェアマップの検索方法】
・「場所を指定して探す」 キーワードとなる場所を入力し、表示されたwebの地図を拡大縮小しスポットを探せます。
・「項目を選んで探す」 施設のジャンルごとに検索できます。
・スマートフォン版に対応していますので、GPS機能により、居場所のすぐ近くにあるクールシェアスポットを検索できます。
ぐんまクールシェア2017(平成29年度)
詳細は県ホームページ「ぐんまクールシェア2017」を御覧ください。
(リンク先:http://www.pref.gunma.jp/04/bl0100012.html)
過年度のぐんまクールシェア
(1)ぐんまクールシェア2016(平成28年度)
【実施期間】
平成28年7月1日(金)から8月31日(水)
【クールシェアスポット一覧】
ぐんまクールシェア2016クールシェアスポット一覧
【関連行事】
ぐんまクールシェア2016オープニングイベント
・期日:平成28年7月2日(土) 11時から12時
・会場:スマーク伊勢崎(ぐんまクールシェアスポット)
【関連資料(PDFファイル】
・ぐんまクールシェア2016リーフレット
・ぐんまクールシェア2016ポスター
・ぐんまクールシェア2016ステッカー
・ぐんまクールシェア2016丸うちわ
(2)ぐんまクールシェア2015(平成27年度)
【実施期間】
平成27年7月20日(月・祝)から8月31日(月)
【クールシェアスポット一覧】
ぐんまクールシェア2015クールシェアスポット一覧
【関連行事】
ぐんまクールシェア2015キックオフイベント
・期日:平成27年7月20日(月・祝) 11時から12時
・会場:スマーク伊勢崎(ぐんまクールシェアスポット)
【関連資料(PDFファイル】
・ぐんまクールシェア2015リーフレット
・ぐんまクールシェア2015ポスター
・ぐんまクールシェア2015ステッカー
・ぐんまクールシェア2015丸うちわ
夏の暑い日は、家庭の消費電力の半分以上を「エアコン」が占めています。
「エアコン」の使用台数を減らして、家族が一つの部屋に集まったり、公共施設や自然の多い場所に行ったりするなど、涼しい場所でみんなで過ごすことを「クールシェア」といいます。
県では、家庭における「省エネ」対策として「クールシェア」を実施します。家族で「クールシェア」を実践しましょう。
期間
7月20日(祝・月)から8月31日(月)まで
キャンペーンチラシ(クリックするとPDFファイルを開きます)

問い合わせ先
群馬県 環境エネルギー課
Tel:027-226-2817 Fax:027-243-7702
群馬県ホームページ
ぐんまクールシェア2015
http://www.pref.gunma.jp/04/bl0100012.html
家庭内で発生する二酸化炭素は、省エネすることによって削減することができます。賢く省エネして、無理のない範囲で二酸化炭素の削減を進めていきましょう。
家庭の待機電力を減らそう
家庭1世帯あたりの消費電力のうち、約6%が家電製品の待機電力による消費(※)となっています。使用しない家電製品のコンセントプラグを抜くことで、すぐに省エネができます。

(※)出典:(財)省エネルギーセンター「平成20年度待機時消費電力調査報告書」
グリーンカーテンをつくろう
ゴーヤやヘチマ、アサガオなどのつる性の植物を、窓を覆うように栽培すると、植物の葉で真夏の直射日光をさえぎることから、室温が下がると言われています。環境にも優しいこの「グリーンカーテン」効果で、エアコンの使用量を少なくできます。5月中に種をまいておくと、夏の暑い時期にグリーンカーテンが効果を発揮します。
平成23年夏の成果や育成のコツなどを、群馬県ホームページから見ることができます。
緑のカーテン交流ひろば(群馬県ホームページ)
エコドライブをしよう
自動車運転時に排出される二酸化炭素は、家庭からの二酸化炭素排出量の約1/3にあたります。実は運転のやり方によって、同じ距離を走行しても燃料の消費量は大きく異なります。賢い運転「エコドライブ」を実践することで、燃費を向上させましょう。
群馬県エコドライブ普及推進協議会(外部リンク)
太陽光発電を設置しよう
太陽光パネルを家の屋根に載せることで、我が家が発電所になります。設置には、国や県、市町村などの補助金制度が利用できる場合があります。
住宅用太陽光発電補助金(群馬県ホームページ)
県民アクションに参加しよう
皆さんの省エネ・節電の結果をハガキで報告すると、抽選ですてきなプレゼントが当たります。平成24年度については平成25年2月28日に報告を締切りました。
平成25年度は内容が決定次第、県ホームページに掲載しますのでご覧ください。
ストップ温暖化!県民アクション「地球おんだんか防止隊」(群馬県ホームページ)
ぐんまちゃんのじょうずな節電・省エネアクション
県では家庭向けに節電のワンポイントアドバイス等を紹介したリーフレット「ぐんまちゃんのじょうずな節電・省エネアクション」の作成や、節電・省エネの無料出前講座を実施しています。詳しくは県ホームページをご覧ください。
家庭の省エネ大辞典
(一財)省エネルギーセンターでは、家庭向けの省エネ・節電をまとめた冊子を作成しています。エネルギー消費の大きい機器の賢い省エネの仕方と、電気代・ガス代がどれくらい変化するかを分かりやすく紹介しています。冊子は、「省エネルギーセンター」のホームページからダウンロードすることができます。
(一財)省エネルギーセンター(外部リンク)
一軒家をモデルに、家庭での二酸化炭素の排出源はどこにあるのか、確認していきましょう。
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1 エアコン(居間)
家庭における消費電力の約1/4 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の大きな要因となっています。
年間平均使用電力(冷房2.6 か月、暖房5.5 か月使用時) 6~9畳向け : 650kwh = 243kg-CO2 8~12畳向け : 930kwh = 348kg-CO2 10~15畳向け : 1,350kwh = 505kg-CO2
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2 ガス・石油ファンヒーター(居間)
ガスや灯油を燃焼させるので、使用時は二酸化炭素を排出しています。灯油を1リットル消費すると、2.492kg の二酸化炭素を排出しています。
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3 電気カーペット・こたつ(居間)
電気で熱を発生させる機器は、使用時間に比例して多くの電力を消費します。
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4 テレビ(居間)
家庭における消費電力の約1/10 を占めています。液晶テレビの普及により画面サイズあたりの消費電力は減少しましたが、大画面のテレビが普及したため、依然として消費電力全体に占めるあまり変わっていません。
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5 照明(居間)
家庭における消費電力の約1/6 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の要因となっています。
年間平均使用電力(1日5.5 時間使用時) ~8畳向け : 100kwh = 37kg-CO2 8~12畳向け : 110kwh = 41kg-CO2 12畳~ : 106kwh = 40kg-CO2
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6 冷蔵庫(台所)
家庭における消費電力の約1/6 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の要因となっています。
年間平均使用電力 ~ 400 リットル : 430kwh = 161kg-CO2 400 ~ 500 リットル : 300kwh = 112kg-CO2 500 リットル~ : 380kwh = 142kg-CO2
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7 電子ジャー・電気ポット(台所)
お湯を沸かしたりご飯を炊いたりする以外に、保温している時でも電気を使用しています。8時間保温すると約0.05kg-CO2 の二酸化炭素を排出していることになります。
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8 給湯(風呂場)
ガス給湯の場合、風呂桶1杯(200 リットル)のお湯を沸かすのに、1.3kg-CO2の二酸化炭素を排出しています(都市ガスの場合)。
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9 温水洗浄便座(トイレ)
意外に電気を使用しているのが、トイレの温水洗浄便座です。家庭における消費電力の約4%にあたります。
年間平均使用電力 貯湯式 : 185kwh = 69kg-CO2 瞬間式 : 98kwh = 37kg-CO2
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10 車(外:駐車場)
生活にはなくてはならない自動車ですが、家庭からの二酸化炭素排出量の約1/3を占める大きな排出源です。ガソリン1リットルあたり2.322kg の二酸化炭素を排出します。
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※電気使用量については、資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2011 年冬版」、二酸化炭素排出量については、(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」から引用しています。
我が家から出てくる二酸化炭素の量を調べてみよう
家庭における1か月のエネルギー使用量から、どれくらい二酸化炭素を排出しているか見てみましょう。1か月の電気、ガス、ガソリン、灯油の使用量を下のボックスに入力してください。(すべて入力しなくても結果は表示されます)
計算フォーム
家庭からの二酸化炭素排出量の平均は、1世帯あたり年間で4,852kg-CO2(※)です。1か月あたりの平均は404.3kg-CO2ですが、皆さんの家庭の1か月の二酸化炭素排出量はいかがだったでしょうか。
(※)平成21年度。出典:温室効果ガスインベントリオフィス。
もっと詳しく知りたい方は「家庭エコ診断」を受診してみましょう。入力した数値を基にさらに詳細な二酸化炭素排出量が分かります。また、無料で家庭のCO2排出状況や省エネのためのアドバイスを受けることができます。
問い合わせ:群馬県地球温暖化防止活動センター(外部リンク)
次に、家庭のどこに二酸化炭素を排出する要因があるのかを見ていきましょう。
CO2排出源はどこ?